はっさく屋(因島)

【しまなみオススメMAP・因島】しまなみ海道・因島の名物スイーツ「はっさく大福」を作り、販売している「はっさく屋」のレポートを掲載しています。はっさく大福は因島発祥の柑橘である八朔(はっさく)を大福にいれた、因島の郷土菓子です。はっさく屋の「はっさく大福」の販売期間は10~8月頃(八朔の在庫が無くなるまで)だそう。八朔がない時期には、「ぶどう甘夏大福」などの代替名物がつくられているので、そちらをご賞味ください。

 

因島大橋から「はっさく屋」へ

尾道からしまなみ海道サイクリングをスタート。向島から因島大橋を渡り終えて、クネクネとしたアクセス道を下りていくと、いよいよ2番目の因島に上陸です。自歩道出入り口を右折して、一般道の急坂をさらに下ります。短いですが、ブレーキをぎゅっと握りしめるほどの坂道です。

しまなみ海道因島ではっさく大福が有名な「はっさく屋」の外観
因島・はっさく屋の外観

坂を下り切ると、赤い眼をして海を見つめる白い恐竜が現れます。ザウルくんの愛称で呼ばれ、因島アメニティーパークのシンボルになっています。30年ほど前、広島市で開催された博覧会の遺産・・・レガシーです。さて、ここでザウルくんの横を走り去っては、い・け・ま・せ・ん!

 

ザウルくんの公園が目印

しまなみ海道因島ではっさく大福が有名な「はっさく屋」の入り口付近にある恐竜のモニュメント
因島アメニティーパークのザウル君

しまなみ海道で1位、2位を争う郷土スイーツ、「はっさく大福」を食べに行きましょう。目指すは、有名店「はっさく屋」。ザウルくんの手前で右折して、木立に囲まれた坂を上ります。短い坂道なのでガンバって。上り切れば、そこに因島大橋を背にしたお店「はっさく屋」に到着です。

 

はっさく屋の名物「はっさく大福」

「はっさく屋」の名物はなんといっても「はっさく大福」。因島発祥の柑橘である八朔(はっさく)を大福にイン!はっさく大福」は、因島を代表する郷土菓子といえるでしょう。

しまなみ海道因島「はっさく屋」の名物商品はっさく大福
しまなみ海道名物「はっさく大福」

はっさく屋の「はっさく大福」は、さわやかな酸味とはっさく独特の苦みが、白あん、餅と絶妙にマッチ。オトナ向けの美味しさです。はっさくが苦手の子どもには、みかん大福などがオススメです。

サイクリストの休憩場所にもなっている「はっさく屋」の店内のイートインスペース
サイクリストの休憩場所にもなっているイートインスペース

はっさく屋の「はっさく大福」の販売期間は10~8月頃(八朔の在庫が無くなるまで)だそう。八朔不在時期には、「ぶどう甘夏大福」などの代替名物がつくられているので、そちらをご賞味ください。オンシーズには売り切れ必至です。なので、取り置き予約をするか、午前中早めの訪店が得策ですね。「因島には行けんけど、食べてみたーい」という方は、通販でお取り寄せを。福山サービスエリア(上り線)などでも販売しているので、お近くにお越しの際はぜひどうぞ。

はっさく屋店主の柏原伸亮さん
はっさく屋店主の柏原伸亮さん

ちなみに、その元祖は現在、広島市内で営業している「もち菓子のかしはら(発案当時は因島で営業)」です。そこから暖簾を分けた二代目のお店が「はっさく屋」になります。

 

しまなみ海道・因島のはっさく屋の外観
因島のはっさく屋の外観
はっさく屋
住所広島県尾道市因島大浜町246-1
電話0845-24-0715
定休日月・火曜日
営業時間8:30~売り切れ次第終了
料金はっさく大福 200円
ぶどう甘夏大福 250円
ウェブ公式ウェブサイト
しまなみ海道サイクリングのガイドブック『しまなみ島走BOOK』のPRバナー

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Profile

宇都宮一成うつのみやかずなり

自転車好きが高じて10年かけて夫婦でタンデム自転車による世界一周を敢行。88カ国を巡った。帰国後、NPO法人シクロツーリズムしまなみでポタリングガイドとして島走中。しまなみ海道の魅力再発見のため島々をすみからすみまで走る回る毎日を過ごしている。

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