大漁(大三島)

【しまなみオススメMAP・大三島】しまなみ海道・大三島で海鮮丼がとても有名な人気店「お食事処 大漁」を紹介しています。大山祇神社の観光客やしまなみ海道のサイクリストたちの間で話題を独占しているのが、大漁食堂の海鮮丼480円(最近は海鮮丼は「しまなみ丼」の名称に代わっている)。サイクリングのランチに、海鮮丼や約60種類もの小皿が並ぶ人情食堂はいかがでしょう。

 

大三島の海鮮丼有名店、大漁

今やしまなみ海道・大三島を訪れる観光客・サイクリストたちの間で話題を独占しているのが、大漁食堂の海鮮丼480円(最近は海鮮丼は「しまなみ丼」の名称に代わっている)。テーブルに運ばれきて声を失った!

 

「おっ、恐るべし大漁食堂…」

 

ネタ・ボリュームとも完璧!ウワサに嘘・偽りはなかった。

大三島の海鮮丼が有名な食堂「大漁」のしまなみ丼の写真
大三島・大漁のしまなみ丼

大漁の大将、宮崎さん

鮮魚の仕入れ、流通を学んだ大漁の大将・宮崎さんだから実現した海鮮丼。

 

「ネタを薄く切るんは難しいいんよ…。僕が切ると厚~ぅなってしもて…」

 

「ええっ?!それでいいんですか?」

 

思わず身体が前のめりになった…。各種メディアで取り上げられ、今や観光客の多くが注文している。海鮮丼の大ブレイクに、宮崎さんは苦笑い。そりゃそうでしょう。なにせ480円なんですから…。

大三島の海鮮丼が有名な食堂「大漁」の大将の写真
大三島・大漁の大将

お店にキープしてある焼酎は、アサヒ系列のものばかり。「なぜ?」と聞くと、「大阪で働いていた頃に、アサヒビールの方にお世話になっていたから…」とサラッと答えられた。あぁ~、ここはやはり、人情食堂だぁ!

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ずらりと並ぶ小皿料理も大漁の魅力

大三島の海鮮丼が有名な食堂「大漁」の手作りのおかず
大三島・大漁の手作りのおかず

大漁食堂で人気なのは丼だけではない。手作りのおかずがカウンターに、50~60種類も並んでいる。和洋中華、バリエーションに富んだメニュー。電子レンジもあるので、チンすれば熱々でも食べられる。昼は大三島を訪れる観光客、夜は焼酎を手にした地元の方々で賑わう大漁食堂。季節の味も忘れちゃならない。例えば、春は、めばるの煮付け。夏は、オコゼのから揚げ。秋は、渡りがに。冬は、たらばがに・あんこう鍋・・・・・・。

 

食堂というより、料亭メニューだ。料理人の知恵と工夫が見えてくる…。宮崎さんは島民からいただいたアドバイスを、今も大切に心に刻んでいるそうだ。「大山祇神社の前という、いわば観光の玄関口となる場所に大漁はある。大漁に足を運んでくれたお客さんに、『まずいもん食わされた』『ぼったくられた』と思われたら、大三島全体のイメージが悪くなる。だから日々心して仕事せんとイカン…」。

 

大三島、大漁食堂の人気メニューは?

最後に、大漁食堂の人気メニューベスト3を発表して今回のグルメレポート終了。
BEST1 しまなみ丼 ¥480
BEST2 にぎり寿司(5かん) ¥480
BEST3 スペシャル丼 ¥1,180
うに・イクラがた、た、たっぷり! ただし仕入れの関係で提供できない日もあるそうです。

 

[追記]予約や行列の並び方

私たちが最初に取材を行った2009年当時は、いつ訪れてもすんなりとお店に入ることができる感じだった大三島の大漁食堂。各メディアで話題となり有名店となってからは、平日でも行列ができていて、なかなか気軽に入ることが難しくなっています。大漁食堂は事前予約ができないので、現地に行って行列に並ぶ必要があります。

 

開店の2時間ほど前から店先に名簿が出されるので、この時点で名前を記入しておかないとなかなか入店すら難しいという日も多いそうです。ランチタイムをずらして15時くらいに訪れると、売切れで早めに閉店ということもあるそうなのでご注意を。相当余裕をもったプランでないと、サイクリングでのランチスポットとしての利用は難しくなってしまいましたね。

 

2009年取材

2017年7月更新

 

大三島の海鮮丼が有名な食堂「大漁」の外観と大将さんの写真
大三島・大漁の外観と大将さん
お食事処 大漁
住所愛媛県今治市大三島町宮浦5507-1
電話0897-82-1725
定休日土曜日・日曜日
※2017年6月1日から定休日が日曜日に変更。
※2020年頃から土曜日も定休日に追加。
営業時間11:30~15:00
※現在、夜の営業はありません。
料金しまなみ丼 480円
にぎり寿司(5かん) 480円
スペシャル丼 1,180円
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宇都宮一成うつのみやかずなり

自転車好きが高じて10年かけて夫婦でタンデム自転車による世界一周を敢行。88カ国を巡った。帰国後、NPO法人シクロツーリズムしまなみでポタリングガイドとして島走中。しまなみ海道の魅力再発見のため島々をすみからすみまで走る回る毎日を過ごしている。

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