愛媛県松山市、国道317号線を道後から奥道後へ向かう途中に
外見のあやしげなレストランがあり、ずっと以前から気になっていました。
列車を改造した洋食レストランで、その名は"でんぷん"。
名まえからして、ちょっと不思議なのだ。

先日、意を決して入りました。
平日の夜8時。満席・・・ではなく、お客は僕らだけ。
意外にも、内装はごく普通...
料理は、メニューが多くて迷いましたが、
おかずが2品にスープ・ライス・サラダ付き¥1350のセットにしました。
ゴロゴロと台車に乗せて運ばれてきた料理、これがなかなかの味。
ぜんぜん怪しくなくて、本格派のレストランだったのです!
失礼しました。
「この場所に移ってからは2年半になります。
以前は松山市内でお店を開いてました。市内でも2回ほど引越ししましたが...」
と経営者の女性。
その話をきいて、タイのバンコクにある、日本人旅行者に人気の
「レックさんラーメン」が思い浮かびました。
美味しくてお客が多いばかりに、周りから妬まれ、すぐに家賃を上げられて
転々と場所を変えながらもガンバッテいるお店なのです。
"でんぷん"さんが、どうなのかは分かりませんが...
「この列車の物件は、たまたま空いていたから借りたんです。
ここも前は、お弁当屋だったりラーメン屋だったり、ステーキ屋だったそうですよ。」
定着しにくい場所なのだろうか?
「定休日は無いですよ」と聞いて驚きました。
「頑張ってるんですね。疲れませんか?」と聞き返すと、
「仕込みの関係で、開店させてる方が都合がいいんです」と彼女は微笑んでいました。
お勧めのメニューは、「どれでも」とのこと。
ならば、ぜひまた足を運びましょう。
なぜ"でんぷん"なのか、名まえの由来を聞き忘れたことだし。

"でんぷん"さんが、この列車で営業を続ける限り、
僕は、いつも気にかけていたいお店です。