しまなみポタリング日記
宇都宮一成

シクロツーリズムしまなみポタリングガイド
宇都宮一成
Kazunari Utsunomiya

自転車好きが高じて、遂にタンデム自転車世界一周を敢行!
「世界の人としまなみをつなぐ架け橋になりたい」と、
いま新たに日本・しまなみの魅力を再発見できる旅にいざなうべく、
愛媛の地でペダルを踏み続けています。

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旅行記紹介<4> ★川端裕介・るり子著「ちゃりんこ西方見聞録」★
2013年6月 6日
自転車旅行記紹介<4>
★川端裕介・るり子著「ちゃりんこ西方見聞録」★ (単行本) 1991年初版 朝日新聞社


1989年から1年2ヶ月をかけて、奈良からイタリアのローマまで
シルクロードを走破した夫妻の旅録。
 
 
当時はまだ、海外に出かける日本人サイクリストのカップルは皆無に近く、
その書籍化もこれが日本初。
 
 
夫妻が交互に書き進めてゆく旅行記の形態は、
幾度も読み返すうちに僕のバイブルとなり、
... タンデム自転車世界旅行中に更新していたHPや、
自分たちの著書に大きな影響を与えてくれました。
 
 
お気に入りは、イラン西部の荒野でコミテ(革命委員会)に囲まれて、
夫婦ケンカを繰り広げるシーン。
 
 
鬼も恐れぬコミテの男たちが気勢をそがれて、
ふたりのケンカをなだめ、軽食でもてなしをはじめる。
「イランに入って以来、しばしば嫌悪感を感じたコミテが、
これほど人間らしく見えたことはない」と著者は言う。
 
 
そうか、因縁をつけられたり、面倒に巻き込まれそうなときには、
日本人同士で怒鳴りあいのケンカを始めると相手は怯むのか。。。
 
 
自分たちも実践しました。効果は・・・絶大。
 
 
視点の違い、考え方のずれに折り合いをつけ、許容しながら、
同じ時間と同じ風景を共有してゆく夫妻。
読み進むうちに“ひとり旅もいいけれど、やっぱりふたりで旅に出たい!”
この本はそんな気持ちをかき立ててくれる力に満ちています。 
 
 
2000年には朝日文庫より文庫本化。
 
 
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by なりちゃん  at 10:22  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)
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