大三島の「無人販売」で見つける宝物
しまなみ海道の中でも、ひときわ豊かな自然と歴史が残る大三島。海岸沿いの道を走っていると、ふと目に飛び込んでくる「無人販売」や「良心市」の文字。

あの手書きの素朴な看板を見つけると、サイクリストの“寄り道レーダー”がピピッと反応して、ついついブレーキを握って立ち寄りたくなってしまいますよね。今回は、そんな島ならではの小さな出会いが詰まった無人販売所の魅力をご紹介します。
旬の味覚から手作り雑貨まで、島の個性が光るラインナップ
無人販売所の主役は、なんといってもその時々の「旬」です。冬の季節なら、たわわに実った黄色いみかん。それ以外にも、ウリ、ピーマン、いちじく、ピーナッツなど、島の畑で大切に育てられた新鮮な野菜や果物が並んでいます。

時には、温かみのある手作りの木工品や布小物が置かれていることも。「これはどんな人が作ったんだろう」と想像を膨らませるのも、無人市ならではの楽しみです。都会のスーパーでは味わえない、島のローカル文化に直接触れるようなワクワク感があります。
サイクリストの「正義」は軽さにあり!隠れた名品は乾燥海藻
さて、ここでサイクリストの皆さんにこっそり教えたい“当たりアイテム”があります。それは、大三島産の「乾燥ワカメ」と「ヒジキ」です。

しまなみの澄んだ海で育った海藻は、ビタミンやミネラルがたっぷりで、余計なものを使っていない自然そのものの味。そして何より特筆すべきは、その「軽さ」です!

坂道や長距離を走る自転車旅にとって、荷物の重さは天敵。その点、乾燥海藻は驚くほど軽く、ジャージのバックポケットにもすっと収まります。「お土産は買いたいけれど、荷物を増やしたくない……」という旅人の悩みを一気に解決してくれる、まさに最強の逸品なのです。
見かけた瞬間がチャンス。島の「おいしい」を連れて帰ろう
無人販売所は、一期一会の出会いの場所です。次に通ったときにはもう売り切れているかもしれません。

大三島を走るときは、スピードを少し緩めて、道端の小さな看板を探してみてください。そこには、島の優しさが詰まった「おいしい出会い」が待っていますよ。


