Topおすすめポイント食べる向島 『後藤鉱泉所』 ここでしか味わえない地ラムネを



  食べる  
向島 『後藤鉱泉所』 ここでしか味わえない地ラムネを

---

[住所] 広島県尾道市向島町兼吉3-755-2 MAP
[営業時間] 8:30~17:30頃
[定休日] 日曜・祭日
[受付(営業)期間]
[人数]
[料金]
[お問い合わせ] 0848-44-1768 後藤鉱泉所(後藤ラムネ製造販売所)

これがラムネの生きる道…“地ラムネ” 飲みたい人集まれ!

ガラス瓶のなかでカラカラと踊るビー玉、シュワッと広がるさわやかな甘さ、夏の昼下がりに恋しくなる "ラムネ"。 

しまなみ海道でつながる向島(広島県尾道市)、細い路地の一角に、ラムネの清涼飲料水を製造販売している『後藤鉱泉所』がある。

 

向島ラムネ.JPG

 

木の扉、木枠の窓、板張りの天井...レトロな店構えに思わず引き寄せられる人は多いに違いない。間口にはケースが積み上げられ、旧式の冷蔵庫に瓶入りの飲料水が冷やされていた。

 

しまなみ海道サイクリングの計画に♪♪

しまなみ島走BOOKガイドブック

しまなみ海道を知り尽くした地元ガイドが作ったしまなみ海道ガイドブックの決定版!!しまなみ海道サイクリングのおすすめ情報のほか、島ごとのマップや高低差も掲載しています。

しまなみ島走BOOKをチェックコチラ

 

 「一本飲んでみなさい」 プシュッと栓を開けてくれたのは、ご主人の後藤忠昭さん。

「自分は三代目。表の看板は初代のまんまよ」 宇津井健似の男前の笑顔で、後藤さんが語る。開業は昭和5年。80年以上営業を続ける老舗だそうだ。

 

しまなみ海道向島サイダーのケース

 

「うちは女房と二人で切り盛りしとるから、今の生産量が精一杯。飲料水を作りよるのは、広島では二軒だけ。」

後藤さんの所では、ラムネのほか5種類の清涼飲料水を製造販売している。学校の教室ほどの広さの工場内を見せてもらった。「飲料水の仕事は、えらいんよね(しんどい)・・・」と言う。手間がかかり、運ぶ際はズシリと重い。ビンだとなおさらだ。

 

しまなみ海道向島ラムネのお父さん

 

「じゃけど、世の中はゴミの山でしょう。便利さに流されてビンからペットボトルの時代になったけど、リターナブル(容器再使用)の時代へ戻らなイカンと思うんじゃがのぉ。」

 

 「夏祭りや納涼祭でラムネを売ると、飲み終わってポイッとゴミ箱にビンを捨てよる。リターナブル瓶のことを皆知らんのよ。」

奥様の勝子さんは、広島の山間部出身。42年前にお見合いでお嫁に来たそうだ。「辛抱ばかりです」と言いながらも明るく元気に笑う。

 

しまなみ海道向島ラムネのおかみさん

 

最近は、小学生が社会見学で地元の工場や会社を回って来るそうだ。
「うちではラムネの話をして、工場を見学させて、最後にラムネを一本飲ましてあげるんよ。ほんなら大喜びでねえ。子どもらの一番人気よ。」

 「初代が凝った人でね、この建物は上等な木材でしっかり作ってあるから、今だに狂いがない。私らが仕事をやめた後も建物は残したいけど、どうしたらええんじゃろうね。」

「そしたら孫がね、学校でラムネブームになったらしゅうて、鼻が高かったんじゃろうね。"ボク、ラムネ屋になる"って言うてからにねぇ・・・」そう嬉しそうに話してくれた。

  

しまなみ海道向島ラムネのお父さんとおかみさん

  

ラムネの由来とされるレモネード(レモン風味のソーダ水)は、イギリス生まれ。幕末の頃、日本に持ち込まれ、明治期に国内全域に広まった。庶民の飲み物として親しまれるが、やがて新しい飲み物(コーラ等)に押されてしだいに衰退していく。

昭和40年代にレトロブームで再び光を浴び、大人には懐かしく、子どもには新しい飲み物として人気を復活させるが、その後、缶飲料や
自動販売機の登場、スーパーの出現で、ラムネを売る小売商店の減少とともに再び衰退する。日本の炭酸飲料水の歴史を作ってきたのは各地の『鉱泉所』なのだが、現在も製造を続けている所は数えるほどしかない。

しかし、最近はテレビや雑誌の取材のおかげで、遠くは北海道からわざわざ足を運んでラムネを飲みに来る "地ラムネ" ファンのお客さんもいるそうだ。ラムネのリターナブル用ビンは製造が中止されて久しく、貴重な物のため、遠方への発送は出来ないからだ。

「どうしてもビンをくれ言うお客さんには、傷入りで使えなくなったビンをあげるんです。それでも、ええもんもろた言うて喜ばれとるね。」

鉱泉所の存在は、観光にも一役買っているようだ。汗をかいた後の一杯、と立ち寄るしまなみ海道サイクリストの姿も多い。

「ビールも同じやけど、ラムネもビンが一番美味い。缶やペットボトルはガス(炭酸)量がどうしても低いけんな」と、ビン入りの美味しさの秘密をこっそりと教えてもらった。

甘味を抑えたすっきり味が特徴の後藤ラムネ。

遠路はるばる飲みに来る価値、充分にありなのだ。

しまなみ海道の玄関・今治に泊まろう♪♪
ゲストハウス「シクロの家」

しまなみゲストハウス 「シクロの家」は CYCLO = 自転車 が大好きなメンバーが運営する旅の宿。JR今治駅前徒歩1分。1泊素泊まり2,500円~。室内の自転車駐輪スペース完備!しまなみ海道サイクリングの情報はここで集めよう♪♪

 

今治遍路宿・自転車宿シクロの家

>>「シクロの家」をチェック!

今治・しまなみ海道の魅力をたっぷりご用意して、皆さまのお越しをお待ちしております♪

 

シクロの家は、しまなみ海道サイクリングをサポートしているゲストハウスです。「サイクルオアシス総合拠点」として、しまなみ海道や今治の魅力発信も行っています。

Topおすすめポイント食べる向島 『後藤鉱泉所』 ここでしか味わえない地ラムネを