立花海岸の白い砂浜(向島)
向島の南側ルートに隠れた白砂の浜
しまなみ海道の最後の島、向島。尾道ゴールを目前に「もうひと踏ん張り」という気持ちで走り続けてしまいがちですが、メインルートの西側海岸ルートとは反対、島の南側ルートにちょっとした寄り道をしてみると、思いのほか素敵な風景に出会えます。

因島大橋へと続く自転車歩行者道の入り口手前に広がる、立花海岸。遠浅の砂浜は白く、海はクリスタルブルーに澄み渡り、空に溶け込むような白い因島大橋が視界に飛び込んでくる。そんな景色が待っています。瀬戸内の柔らかな風と波音に包まれると、ついペダルを止めてひと息つきたくなるはずです。
橋への登り坂前の「ちょうどいい休憩地点」
立花海岸は、因島大橋のアプローチにさしかかる直前に位置しています。これがサイクリストにとって実にちょうどいいタイミング。橋への登り坂に入る前に、砂浜に腰を下ろして補給食を口にする。波音を聞きながら少し足を伸ばすだけで、それまでの疲れがすっと抜けていくから不思議です。

向島の南側ルートは交通量も少なく、潮風に包まれながら走れる爽快路です。メインの西側ルートを選ぶ方が多いのですが、体力的に余裕のある方にはこちらのルートもぜひおすすめしたいところ。立花海岸はその南側ルートのハイライトのひとつです。
フォトスポットとして狙い目は午前中
愛車を砂浜バックに撮影するなら、太陽の光が海をキラキラと輝かせる午前中が特におすすめです。尾道スタートで向島に入るとちょうど島の前半でこのルートを通ることになるため、光の条件も整いやすいですよ。

因島大橋をバックに自転車を置いて一枚。海沿いの直線ルートで走りながら一枚。シャッターチャンスには事欠きません。しまなみ海道のサイクリングでは「走ることに夢中になりすぎて、気づいたら写真が少なかった」というゲストさんの声もよく聞きます。立花海岸のような場所で意識的に足を止めてみると、旅の記憶がぐっと豊かになりますよ。
ゴールの尾道まで、もうひと踏ん張り。立花海岸で英気を養ってから、因島大橋を渡りましょう。


