葉牡丹(松山)

2010年2月 8日

 

宇和町と今治市間は、距離にして120km。
国道56号線と国道317号線を経由して、車で約2時間半ほど。
ラッシュで込んでいても約3時間。

 

途中に、標高300~400mの峠が3つあります。車なので難なく越えてしまいます。冬場の今は峠にさしかかると、車内に冷気が漂い込んできますが、夏場は涼しい風が心地よい所です

 

実は、道々気になっている飲食店がいくつかあります。松山の列車レストラン『でんぷん』は以前に訪れました。その少し市内寄りに『葉牡丹』という、不思議な居酒屋?があります。ず~と気になっていました。

葉牡丹(松山)

なにせ、外観がちょっと怪しいのです。建物はプレハブ(?)。入り口にトトロの張りぼて。手書きの詩が板壁に書かれて、「・・・一番わかっているようで、一番わからぬこの自分・・・」とあります。

 

ようやく勇気を出して訪問してみました。
店内に、屋台がどーんと置かれているのが印象的でした。
でも、それ以外は割と普通だし、こぎれいです。

 

店主が屋台のそばでグツグツとおでんを煮ております。
常連さんたちが、店主と会話を楽しんいます・
たまり場のような雰囲気です♪

葉牡丹(松山)の中華そば

この店の定番だという”中華そば”と
たこ焼きがおでん汁に浮いた”たこでん”を頂きました。
不思議な食べ物でした。

葉牡丹(松山)のたこでん

もともとは屋台から始めたお店だそうで40年以上続くそうです。

帰り際にご主人が屋台の向こう側から、
「びっくりせんと、また来てよ・・・」と声をかけてくれました。
味のあるお店です。不思議空間の好きな人は、ぜひどうぞ。

ちょっと刺激されて僕も、旅で食べた中で一番気に入っている
タコスの屋台をやりたくなってしまいました。
 
  ↓ <メキシコ> 道沿いのタコス屋台で食事中

宇都宮一成・トモ子夫妻、メキシコのタコス屋台にて
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Profile

宇都宮一成うつのみやかずなり

自転車好きが高じて10年かけて夫婦でタンデム自転車による世界一周を敢行。88カ国を巡った。帰国後、NPO法人シクロツーリズムしまなみでポタリングガイドとして島走中。しまなみ海道の魅力再発見のため島々をすみからすみまで走り回る毎日を過ごしている。

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