入日の滝(大三島)

大三島町台(うてな)地区にある「入日の滝」。滝の高さは15mほど。
夕日に映え、虹をかけることから命名されたそうだ。

大三島の入日の滝
大三島の入日の滝

向かって左側が荒々しく流れる男滝、左側がしなやかに流れる女滝。すぐそばに、滝山寺があり、昔から島の人々に親しまれてきたそうだ。「子どもの頃は海水浴の帰りによって、滝に打たれて水浴びしたなあ。」そんな言葉が響く。その頃から比べれば数量は半分程だろうか。雨不足にはその影響をもろに受ける。

 

思い出すのは、2005年5月に発生した台(うてな)の山林火災。130ヘクタール以上を延焼した。この火災で、山の地水力が落ちたことも大きく影響していると思う。失われたものはなかなか戻らない。

入日の滝への道中は森林浴を楽しめる
入日の滝への道中は森林浴を楽しめる

とは言え、滝を見上げるスポットは静かなプライベート空間。サイクリング途中、是非、立ち寄って欲しい。しばし、滝を目指して、森の中をお散歩するのもいい。(近辺まで自転車で行くことが可能)

小さなお堂を過ぎると滝が現れる
小さなお堂を過ぎると滝が現れる

ずんずん進むと、静まり返った山峡の向こうから滝の音が聞こえ、視界が開けるように滝があわられる。マイナスイオンたっぷり空間で、心も身体もリフレッシュ!

 

大三島の入日の滝
入日の滝
住所愛媛県今治市大三島町台
電話0897-82-0500 (今治市役所大三島支所 産業建設課)

 

しまなみ海道とゆめしま海道の大きな紙の地図「しまなみ島走map」のPRバナー
TOP

関連記事

Profile

宇都宮一成うつのみやかずなり

自転車好きが高じて10年かけて夫婦でタンデム自転車による世界一周を敢行。88カ国を巡った。帰国後、NPO法人シクロツーリズムしまなみでポタリングガイドとして島走中。しまなみ海道の魅力再発見のため島々をすみからすみまで走る回る毎日を過ごしている。

新着記事

facebook