アウトドア雑誌「BE-PAL」石田ゆうすけさん

2010年12月17日

小学館から出ている、アウトドアー雑誌「BE-PAL」に、様々なスタイルの旅人を紹介する記事を連載している知人がいます。“石田ゆうすけ”さんという人で、作家として新聞、雑誌に執筆していますが、彼自身も7年余りをかけて自転車で世界一周をした旅人。

彼が旅を始めたのは1995年から。僕たちはその2年後に出発。行く先々の日本人宿の情報ノートに、彼の書き記したものを見かけました。さらに、メールで情報を尋ねたり、彼の足跡を参考にして走行ルートを考えたりと、随分お世話になっていたなぁという思いです。

 

彼の旅の様子は『行かずに死ねるか!』など、他数冊にまとまっています。読んだら分りますが、衝撃的に上手いんです、文章が・・・。

 

さて、その石田さんと相棒のカメラマンさんが、先日取材で愛媛の自分たちの元を訪れてくれました。カメラマンさんも、オートバイで世界を回った旅人で、南米やイギリスで石田さんと幾度も遭遇し、「作家を目指す!」「カメラマンになる!」と語り合った仲なんだそうです。

 

旅先の出会いって、旅の高揚感や連帯意識をともなって、一種独特なつながりや絆を持てるんですよね。イイっスよねー。

 

BE‐PALの“リアル旅人図鑑”というコーナーなのですが、一泊して、じっくりと深みのあるインタビューと、旅の道具たちをバッチリと写真撮影されました~。

「バランスがポイントなんですよ」と石田さん。床に広げた道具たちを、何度も入れ替え並べ替え、試写の繰り返し。道具をひとつ手に取り、ひとしきり考えて割愛。「文章と一緒で、スッキリさせると良く見えてくる」・・・と。何気ない一言ですが、文章も写真も人生も一緒かも知れん。“シンプル・イズ・ベスト” で行きたいなあ・・・しみじみと思ってしまいました。

掲載号は、2/10発売の3月号…って言ったかな?多分。どんな切り口で石田さんはまとめるのか、興味深々です。

 

というわけで、ちょっとだけお宝写真を公開。

ベトナムの安宿にあった情報ノートです。絵も上手いんですよ、彼は。本人が知ったら「恥ずかしいんで、消してくださいよー!」と言うに違いない。そやから「見た、見た」いわれんよ~~~

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Profile

宇都宮一成うつのみやかずなり

自転車好きが高じて10年かけて夫婦でタンデム自転車による世界一周を敢行。88カ国を巡った。帰国後、NPO法人シクロツーリズムしまなみでポタリングガイドとして島走中。しまなみ海道の魅力再発見のため島々をすみからすみまで走る回る毎日を過ごしている。

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