第12回タンデム自転車まつり<報告>

2022年3月19日(土)&20日(日)
ついに12回目の開催!タンデムファンが年に1回しまなみ海道に大集合!
タンデム自転車の規制緩和で45道府県が走行OKに!! おめでとうツアーを開催しました。

大崎上島にて

 

1日目

初日の目玉は大島の亀老山へ

 

●12:00 シクロの家
今年も、関東、中部、関西圏からリピターを含む23名の参加者が集いました。再会の喜びをかみしめながらオリエンテーション。曇天の中、大島、亀老山をめざしてスタートです。

 

●12:50 来島海峡大橋
小雨がぱらつく中、追い風に押されながら、全長4㎞の来島海峡大橋を渡り大島へ。カッパを着込んで雨対策もばっちり。朝よりも気温が下がり、どんよりとした雲が空を覆っていました。

 

●13:30 大島・下田水
道の駅「よしうみいきいき館」でひと休み。山口から初参加の還暦を過ぎたご夫妻の乗る廉価版のタンデム自転車のペダルの構造が面白く、みんなの注目の的になっていましたヨ。

今治駅前にあるシクロの家から大島めざして!!

大島の亀老山展望公園!

 

●14:00 大島・亀老山登坂
登坂距離3.6㎞、獲得標高286m、平均勾配7.9%、登坂所要時間30~50分。途中から押歩きする参加者も続出する中、めくるめく絶景にしばし疲れを忘れつつ頂上を目指して奮闘しました。

 

●14:40 大島・亀老山
「旅好きが選ぶ!日本の展望スポットランキング2017 第2位」の名勝地「亀老山展望公園」 (トリップアドバイザー)を制覇。売店で名物の藻塩アイスに舌鼓を打ちをして気分爽快です!

 

●17:00 シクロの家
復路はあっという間の下り坂。来島海峡大橋では向かい風と雨に泣かされましたが、ゴールする頃には雨も上がり、薄日もさしてきて、晴れ晴れとした気持ちで初日の走行を終了しました。

 

大島の亀老山にて

 

2日目の目玉は「大崎上島一周」と「牡蠣打ち体験」!

●8:00 シクロの家
本日は大快晴。今治港から、チャーター船に自転車を積み込んで、大崎上島へ向けての1時間の船旅を楽しみます。穏やかな海原を滑るように進みながら、船内で今日の行程や見所の紹介をして、旅気分が一層盛り上がります。

 

●9:20 大崎上島・沖浦港
大崎上島に上陸して、時計回りで走行することに。一周は約34㎞。左手にきらきらとした海を眺めつつ、快調にペダルを踏む参加者たち。2ヶ所、小さな峠を越えて島の西部へ前進。

 

●10:00 大崎上島・大串
キャンプ場と砂浜のある大串でひと休み。青い海、白い砂浜に「本当に瀬戸内の島はきれいですね」と感嘆の声が上がります。集合写真を撮って、次の休憩ポイントに向けてさらに前進。

 

●11:00 大崎上島・中野
島の中心部にあたる中野地区。老舗の和菓子「一正堂」で名物のレモンケーキに舌鼓。あまりの美味しさに皆、くるみ饅頭、小判まんじゅう、ブランデーケーキも追加で購入。

 

●11:40 大崎上島・上組トンネル
東野上組にある昭和4年に造られた手掘りのトンネルを見学。島に残る貴重な近代化産業遺産。取壊し説もある中、案内資料を参考に当時を偲びつつ、自転車で通り抜けてみました。

 

●12:30 大崎上島・木江
島の北東部を回り込み、海岸線を南下して木江地区を通過。途中、石灰岩採掘跡、木造五階建建築物、古びた造船所を横目に、地域の歴史を垣間見ながら海沿いをさらに南下していきます。

 

●12:50 大崎上島・沖浦
出発点の沖浦港に到着。全員無事に完走。「田舎道やダイナミックな山道など、バラエティに富んだ道のりで、飽きの来ない楽しい一周コースでした」と皆が満足な様子。

●13:20 呉市・グリーンピアせとうち
再び船に自転車を積載して、30分ほど船旅の後、呉市安浦にあるグリーンピア瀬戸内の桟橋に上陸。地域特産品の牡蠣をふんだんに使用した「牡蠣づくし定食」でランチ。

 

●14:00 呉市・グリーンピアせとうち
地元水産業者による「牡蠣の水揚げ見学と牡蠣打ち体験」。クレーンでのダイナミックな水揚げと、牡蠣殻から身を取り出す作業を行いました。皆、初体験。忘れ難い思い出になりました(^^♪

 

●17:00 今治港
2時間余りの体験の後、再乗船。船内で皆が感想を述べつつ帰路をたどりました。「牡蠣打ちが興味深かった」「次も訪れたことのない離島へ行ってみたい」……来年、また会いましょう。次回の企画もどうぞお楽しみに!

 

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Profile

宇都宮一成うつのみやかずなり

自転車好きが高じて10年かけて夫婦でタンデム自転車による世界一周を敢行。88カ国を巡った。帰国後、NPO法人シクロツーリズムしまなみでポタリングガイドとして島走中。しまなみ海道の魅力再発見のため島々をすみからすみまで走る回る毎日を過ごしている。

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