『世界でいちばん長いハネムーン』執筆
2010年4月当時、10年に渡るタンデム自転車世界一周旅行を終え『世界でいちばん長いハネムーン』執筆した宇都宮一成・トモ子の当時のブログ記事を再編集して掲載しています。
タンデム自転車世界一周を終えて2年
2010年3月18日
タンデム自転車世界一周を終えてから、2年余りが経ちます。
「本は出さないんですか?」と、これまでに何度も尋ねられました。
資金があって自費出版するなら、たやすいかもしれません。でも、企画出版となると、現状はとても厳しいものがありました。それが、ある出会いをきっかけにして、昨年の夏、企画出版の話が現実化しました。
そして、原稿の執筆作業を本格的に始めました。パートナーのトモ子さんと共著です。
5ヶ月ほどかけて何とか原稿を書き揃えたのが、今年の1月中頃。その内容を見直したり、「はじめ」や「あとがき」を書いたり、走行地図の作成を手配したりするうちに……もう3月。相当のエネルギーと気力・根気が要る作業です。決意がないと、途中でへこたれそうになります。あるいは自転車を漕ぐよりも遥かに大変かもしれん……とも感じました。
そういえば、最初に編集者の方から、出版の意志を強く確認されました。
こういうことだったのか……と思い返しています。
現在は、実際の本のページ状にレイアウトされたものを見て、さらに文章を整え直す、著者校正の1回目の最中です。
見直すたびに直したくなります。人に読んでもらうにはまだまだ恥ずかしい文章です。それでも、編集者の方に助言をもらい励まされながら、だいぶ形になってきました。
本のあとがきに、よく編集者の方への感謝の言葉が記されていますが、今、本当にそのことを実感しています。自分達だけの力では、本は生まれないです。さて、校正作業にもどらねば……!
旅行記の執筆と校正作業
2010年3月25日
原稿に向かって机にかじりつく日々が続いています。
こんなに真剣に頭をフル回転させたのは受験勉強以来か?と思いながら……
2回目の著者校正に入りました。いよいよ大詰です。どうしても気になる文章表現を直し、誤字脱字を見つける作業です。プリントアウトされた原稿を最初に僕が読んで直し、次にトモ子さんが再チェックしているのですが、「漢字が違うよ」「文字が抜けてるよ」とポロポロと出てきます。この作業、僕には不得手なようです。
1回目の校正でも、「ここモタついてる」「矛盾してる」「説明がくどい」等々彼女は指摘しながら文脈を整えて、読み心地良く修正していきました。僕にはそのワザが不思議でした。
評論好きのAB型だから?
観察力が鋭いさそり座だから?
でも、このトモ子マジックのおかげで、人様にお見せできるものに近づいた気がします。
幾人もの人が自転車旅行記を出版していますが、皆一人で黙々とこの作業を続けたのかと思うと、書棚に並んだ背表紙たちに敬礼したくなりました。
あと数日間で、著者校正が終われそうです。もうひとがんばりです。
「ところで、本のタイトルは?」と疑問の方。次回、お伝えしたいと思います。
『世界でいちばん長いハネムーン』いよいよ入稿
2010年3月31日
旅行記の著者校正が、やっと終了しました。
『世界でいちばん長いハネムーン 10年間、88ヶ国をめぐる タンデム自転車の旅』本のタイトルも最終決定しました。
自分たちで原稿を読み直し、「この文章は変だ」というところ等を直していたら、赤字で真っ赤っ赤の修正だらけになり、編集者の方に随分迷惑をかけてしまい、反省しきりです。
初めての出版、初めての執筆経験に、本の形態も想像できず、最初は原稿を書き揃えるので精一杯でした。書き始めの時は、印象に残った出来事や話題を10数話ピックアップして、それを肉付けし膨らませて……というアドバイスをもらっていたのですが、書き進めていくうちに、日記形式で旅の日々を綴る内容になっていました。
ホームページの旅日記をリライトしながら、旅の始めから終わりまで書いていくうちに、気付くと、いつも手元の書棚に置いている石川直樹さんの 『この地球を受け継ぐ者へ』 (458頁)に肩を並べるほどの膨大な文章量になっていました。内容はともかく、分厚い大作に仕上がりそうです。
それから文章中で、井上洋平さんの著書 『自転車五大陸走破』について何度か触れさせてもらいました。僕自身や出会った日本人サイクリストたちが、その本の影響を受けて旅していると実感することが度々あったからです。
さて後は、写真のキャプションを付ける等の作業が残っています。来週には入稿予定だそうです。入稿って・・・?という状態ですが、なんとかここまで漕ぎつけることが出来ました。
あとは、本ができるのを待つだけ
2010年4月 6日
出版の進捗状況です。
プロフィールやあとがきも書きました。本文の原稿も仕上がりました。写真のキャプション付けも終わりました。これで、著者の仕事は全て完了しました。本日、本文の入稿となるそうです。(印刷するために必要なデータなどを印刷所に渡す)
「あとはもう、本ができるのを待つだけですよ」と編集者の方から、ねぎらいの言葉をいただきました。旅を終えてから2年半。ひとの縁に恵まれて、ようやく刊行に漕ぎつけました。これで、旅が完結します。次は、一人でも多くの方々に手にとっていただけるよう頑張りたいと思います!
分厚い『世界でいちばん長いハネムーン』到着
2010年4月25日
自分たちが書いた旅行記が、本になって届きました。感動です!
そして、予想以上の厚みにびっくり! 496ページありますから……(496で、偶然ですが「シクロ」です)思わずノギスで測ってみると34ミリもありました。
だから、どうしたって? ウ~ム……二冊買えばいい枕になりますョ。世界一周の夢が見られるかも!?
都内の大型書店では、今週から並べてくださるところもあるようです。版元の営業の方によると、「女性の書店員の反応がイイ」そうです。どうイイのでしょう? 勝手に妄想が膨らみます。
アマゾンなどのネットショップでも取り扱いを始めていただきました。さて、出版記念のイベントも計画中です。いろいろと仕込みに頭を悩ませてますが、がんばって進めていきたいと思います。
故郷の西予市や今治市長さんへ報告
2010年5月 9日
週末、故郷の西予市に帰り、市長さんや元町長さんに出版のご報告をしてきました。
旅立ちのときには壮行会を開いて送り出してもらい、帰国時には市役所前の帰郷式で迎えてもらい、なにかと郷里の人々にはお世話になりました。
10年半の旅を応援し支えてくれた皆さんひとりひとりに、本来はお礼を言うべきなんですが、まずは市長さんに、著書『世界でいちばん長いハネムーン』を持参してご報告。出版のことや、現在のしまなみ海道での活動についてかいつまんで話をさせてもらいましたが、とても丁寧に真剣に耳を傾けて聞いてくださって、嬉しかったです。
5/11(火)には、今治市長さんへの著書贈呈式も行う予定です。
初めてお会いするので、ドキドキです!
地元、あいテレビの取材
2010年5月23日
あいテレビの取材を受けました。
数分間のニュース番組のひとコマのために、キャスターの林和香子さんが3回も松山から今治へと足を運んでくれました。
先週の日曜日のしまなみ海道ハーフライド・ツアーの様子や、タンデム自転車世界一周のこと、旅行記出版のこと、そしてシクロツーリズムの活動について丁寧に取り上げ、インタビューを重ね、タンデム走行シーンなども撮影してくれました。
林さん御本人が、私たちの活動に興味を持って企画をあげてくれたようです。こちらを気遣いながら、笑顔をたやさず熱心に取材される姿がなんとも健気でした。3回目に同行された撮影スタッフの方々もとても気さくで、一緒に楽しいひとときを過ごせました。ありがとうございました。
放送は、6月2日(水) あいテレビ ”NEWSキャッチあい” 18:15~の中で放送予定だそうです。
各新聞でも取り上げていただきました
2010年5月27日
朝日新聞さん、愛媛新聞さんに続いて、毎日新聞さんでも、著書『世界でいちばん長いハネムーン』出版について取り上げて頂きました(愛媛版です)。記者のみなさま、言葉足らずの私たちの話を上手くまとめていただいてありがとうございます!行動力があって好奇心の旺盛な方が記者になられるケースが多いのか、旅やアウトドアの話で盛り上がったりします。
東京へと出かけてきました
2010年6月 9日
梅雨前の良い日和が続いています。
先週は、東京へ出掛けていました。
まずは、都道府県会館で開かれた「四国観光情報交換会」に出席。これまでの“シクロツーリズムしまなみ”の活動や取り組みについて発表しました。東京まで離れてしまうと「しまなみ海道」の知名度もだいぶ低くなり、「瀬戸内海に架かる唯一自転車で渡れる橋」ということも意外に知られていない・・・ですね。
「自転車で巡るには良いところですよー!」とお話ししてきました。
それから、「サイクルトレインしまなみ号」のチラシを持って都内の自転車店を回りました。「ここ数年で、半径5km以内に35軒も自転車店ができたよ」と、ある店主の方から伺いました。
ブームに乗って、自転車店が増えているそうです。その半面、自転車整備もろくに出来ない店、マナーの悪い自転車乗りも増えてしまった・・・とも。
そして、大手の書店さんをあちこち覗いてみました。僕たちの本『世界でいちばん長いハネムーン』が平台に置かれていて、良い場所にキープしてもらい、各書店さんに感謝です!
漫画家をしている中学時代からの友人にも会ってきました。
本を活かした次の展開を考え中です。
他にも、台湾で何度もお世話になった郭先生がちょうど来日されていてお会いしたり、7月下旬に東京で行う予定の旅のミニ写真展の打合せに奔走したり、忙しくも充実した東京滞在でした。
東京都内の書店さんへの挨拶
2010年6月11日
先週、ご挨拶して回った東京都内の書店さんは、
<新宿>
ジュンク堂
ブックファースト
紀伊國屋書店(本店・南店)
<池袋>
ジュンク堂
旭屋書店
リブロ
<丸の内>
丸善
<渋谷>
リブロ
の九店舗です。『世界でいちばん長いハネムーン』をお取り扱いいただき本当にありがたいです。
NPOシクロツーリズムしまなみの広報紙をお持ちしたら、ある書店員さんは、「これ、もっとありますか?“著者からもらいました”って、本にはさんでおきます!」と、とても愛想良くノリノリで応対してくださいました。
他にも、「中のイラストが可愛いですね。」「タイトル、すごく気に入っているんです。」等々の反応をいただきました。応対してくださった書店員さんは、女性の方が多かったです。
さて今月下旬に、こちら今治市内のホテルでブライダル・フェアが催されます。会場に花束で飾りつけたタンデム自転車を展示し、新郎新婦になるカップルに自転車と共に記念撮影していただこうと計画中です♪まさに『タンデム自転車=ハネムーン』の、夢のある企画にワクワクしています。
NHK松山放送局、石田キャスターの取材
2010年6月14日
NHK松山放送局さんの取材を受けました。
NHK松山放送局キャスターの石田鮎美さんが、3回も松山から今治へと足を運んでくれました。
マドンナ倶楽部グループをガイドした自転車ツアーの様子や、旅行記出版のこと、タンデム自転車世界一周のこと、そしてシクロツーリズムの活動について、丸二日分かけて丁寧に撮影とインタビューを重ねてくれました。
石田さん御本人もアナウンサーになる夢に向けて、あきらめることなく人生を歩んできたそうです。僕が自転車に注いだ時間の重さと同じものが石田さんの中にもあり、そんな方に取材してもらえたことがとても幸せでした。
同行されたカメラマンの方とは、昨年の“サイクルトレインしまなみ号”の取材でお会いしたことがあり、人の輪が広がっていく楽しさを感じています。ありがとうございました。
放送は、6月15日(火) NHKテレビ ”いよかんワイド” 18:10~の中で放送予定だそうです。(愛媛のローカルニュースです)
「さいさいきて屋」でトークショー
2010年6月20日
今日は、今治市のJA直売所「さいさいきて屋」にあるおしゃれなカフェ空間で、2回のトークショーをしました。
(さいさいきて屋は今日もおおにぎわいで、トモ子さんはいつのまにか人気のイチゴタルトを買い食いしていました・・・。)
さて、午前は『自転車旅行で見つける地域の魅力』をテーマに、進行役のアチャ吉武さんと自分&トモ子さんの3人で世界一周の旅話をまじえたトークショーをおこない、
午後は、地域で活動しているいろいろな団体の『活動への思い・楽しさ・苦労を語る』をテーマにしたトークセッションに
ゲストスピーカーの一人として登壇しました。
特に午前のトークショーは、吉武さんとの言葉の掛け合いが受けたようで、「しまなみサイクリングにハマッているので、ぜひ話が聞きたかったんです!」「漫才みたいで面白かったよ!」という感想を頂きました。
カフェの前には、タンデム自転車や旅の写真も展示しました。
「エエッ! 10年!?」 と驚く人「どうしてそんなに続けられたんですか?」と興味津々に聞いてくれる人、「こういうのすごく興味ある!」「ワクワクして旅に出たくなりました」等々、たくさんの反応をいただきました。
今月は、講演会やツアーのアテンド、テレビ取材など、てんこ盛りの日々が続いてましたが、今日のトークショーでちょっとひと区切り。
でも、来月7/4 (日) に今治商店街の中の『しまなみパティオ』にて旅写真展&旅話会をさせていただくので、早速準備をせねば……!!本日会場にお集まりいただいた皆さん、足を止めて見て下さった方々、本当にありがとうございました!
今治商店街で世界一周の写真展
2010年7月 1日
うっすらと晴れ渡る、梅雨の中休みの今治市。
自分たちのタンデム自転車世界一周「写真展」が、今治商店街の中の「しまなみパティオ」という市民ギャラリーにて今日からスタートです。
旅先で撮りためた、世界中の出会いや風景の写真をズラッと並べています。
旅好きな方、写真好きな方、お買い物ついでに覗いてくれる方、「商店街に来たのは10年ぶりじゃ!」という方も・・・、ご来場ありがとうございます!
元気な商店街の再生に、少しでも役立ってくれると嬉しいです。4日間ですが、気軽にぜひ立ち寄ってくださーい。最後の7月4日(日)は、12:00から旅の話をします。※参加無料です。ぜひ聞きにいらしてくださいねー!
あ、アルパカ!こんなテント!
2010年7月 2日
今日もモヤ~、ジメ~っとした今治市です。市民ギャラリー「しまなみパティオ」での写真展2日目。買い物帰りのおばちゃん、通りがかりのサラリーマン、自転車好きの高校生、様々な人々が訪れてくれてます。
下校中の女の子たち(小3ぐらい?)も立ち寄ってくれて、「あ! アルパカ」「よう知っとるね~」「だって、書いてあるもん!」 (写真にキャプション付けてるので…)まあ、楽しそうに動物の写真を中心に見入っていました。
「へえ~、こんなテントで寝よったんですか?」
展示しているテントに潜り込んでくつろいでしまう、赤ちゃん連れの主婦もいました。
日曜日(7/4)は、12時からスライドショー&旅話会も開きます。お近くの方、ぜひお立ち寄りくださーい!あ、それから・・・朝日新聞『ひと』 の欄に掲載していただけそうです。人物に焦点をあてたインタビュー記事で、全国版でーす。どうぞ、よろしくお願いします!
朝日新聞『ひと』欄にインタビュー記事掲載
2010年7月 4日
日曜日、今治市は雨も上がり薄日が照りつけています。
今日の朝日新聞2面、『ひと』欄にインタビュー記事を載せていただきました。
素敵な記事をありがとうございました。
さて本日は、今治市商店街の中にある『しまなみパティオ』でタンデム自転車世界一周の旅話会を開きます。12:00~14:00で行います。写真もたくさん展示していますので、ぜひあそびにきてくださーい。
しまなみパティオで旅話会
2010年7月 5日
昨日は、今治市商店街の中にある『しまなみパティオ』でタンデム自転車世界一周の旅話会を開きました。雨の予報でしたが・・・薄日の差す好天気でした。おかげさまで30席ほど用意した座席も埋まり、立ち見している人もいらっしゃいました。
今回は、クイズを盛り込んだ参加型の旅話会にしてみました。ただ体験談を話すだけでなく、来てくれた人と交流している楽しさを感じました。
タンデム自転車も試乗体験してもらいました。
「出だしが怖ーい」
「スピードが出たら爽快」
「どうやって曲がるの?」
みんな面白がって乗っていました。
そして自転車仲間からは、「10年間の作文(執筆)、おつかれさまでした。みんなからのプレゼントです」と、お祝いもいただきました。謝々。。。
1時間半ほどでしたが、会場まで足を運んで自分たちのつたないトークに耳を傾けていただき、本当にありがとうございました。
西予市の魚成小学校にて
2010年7月 6日
昨日は愛媛県の南部、宇和島市の隣にある自分の故郷西予市の魚成(うおなし)小学校で旅の話をしてきました。
その小学校は、実家から四国カルスト方面に向かって山を分け入って車で50分ほど、城川町という山深い町にあります。全校生徒が100人にも満たない小さな学校です。
でも校舎の内部は、県産ヒノキをふんだんに使い、木の香りに包まれて居心地が良いい立派な建物でした。
3年生から6年生、70名ほどの子どもたちを前に2時限分の旅話会。
「普段、落ち着き無い子どもたちが多いので・・・」
「3年生は、まだ県内の地理のことも良く分からなくて・・・」
と、先生から事前に聞いていたのですが、どっこい、 みんな目を輝かして、がぶりつきで聴いていましたよ。
中庭で、タンデム自転車の試し乗り、テント体験、キャンプ飯の調理・・・にも我も我も!と手を上げて盛り上がってくれました。
「命」や「夢を持つこと、チャレンジすることの大切さ」をポイントに話したつもりですが、なんだか自分らが子ども相手に楽しませてもらっただけのような・・・・・・。でも、この子どもらの中から将来サイクリストが生まれたりして?う~ん、楽しみです。
ところで、子どもたちと一緒に給食も食べてきました。教育実習以来、20年ぶりです!結構ボリュームありました。牛乳とご飯って、なんか合わないのに、昔からある組み合わせですよね。
アフリカのマラウイの人々が、コーヒーを飲みながら白米を食べていて、「妙な食べ方しとんなあー」と思ったけど、日本人も一緒やったわい。
東京・目黒の「平均律」にて出版記念写真展
2010年7月12日
先週から今週にかけて、相変わらずあれやこれやと活動中です。
さて、今月下旬に東京で”出版記念写真展”をさせていただくことになりました。場所は、目黒区にある「平均律」という喫茶店です。最寄り駅は、渋谷から東急東横線で4つ目の学芸大学駅、西口0分です。この喫茶店は、かつて原宿にあり、「原宿で唯一美味しい珈琲が飲める店」として俳優、写真家、編集者から愛されていたという名店なのだそうです。本を担当してくれた編集者さんが紹介してくれました。こじんまりとしているけど、落ち着いた雰囲気のとても素敵なお店です。ぜひ訪ねて、コーヒーなど飲みながら、ゆっくり旅の写真を見てやってください。
『旅の手帖』のライターさんが…
2010年7月13日
『旅の手帖』8月号に、しまなみ海道が取り上げられました。
編集部からご依頼をいただいたのは、先月のこと。梅雨の谷間のキラッと晴れた日に、取材のアテンドをさせていただきました。青い海を眺めつつ、大島~伯方島~大三島を案内しましたが、午後からのスタートだったので、約50kmの行程をかなり急ぎ足のペースで走りました。
「しんどくないですか?」とライターさんに聞くと、「実は、私も昔、自転車で日本一周したことがあるんですよ」とのお答え。『旅の手帖』編集部から 「しまなみ海道をサイクリングで取材したい・・・」と依頼があったときは、「体力、大丈夫やろか?」とちょっと心配したけれど、なるほど、「自転車に慣れた記者が行きますので・・・」という返答に納得!です。
ペダルをしゃんしゃん漕いで、話を聞き、写真を撮り、記事を書く、一人三役、「さすがプロ!」 と感嘆させられました。この取材の様子、『旅の手帖8月号』 P.122に掲載されています。興味のある方、ぜひ読んでみてくださーい。
なんと、サイクリストだったとは!
ライターさんは、汗をかきつつペダルを踏み、立ち寄りポイントでは精力的に取材をし、
構図や露出を念入りに計算して写真を撮影し、また次のポイントを目指します。
各雑誌でも旅行記やツアーを取り上げていただきました
2010年7月16日
梅雨の真っ盛り。今治市もどんよりとした空から雨がザーッと降ったり、やんだりしています。
ところで、自転車雑誌は数がふえましたね。月刊誌からムック本まで、数えてみるとざっと十数誌はあるようです。10数年前は、片手で足りるほどだったと思うけど・・・今まさに、自転車がブームなんだなと実感します。そんな数ある自転車雑誌のなかで、「Funride」7月号 (p.118) では、シクロツーリズムしまなみ主催のポタリングツアーを取材していただきました。
「バイシクルクラブ」7月号 (p.173) と 「自転車生活 」vol.27 (p.135)では、『世界でいちばん長いハネムーン』の紹介をしてもらいました。各雑誌の担当者様、ありがとうございます!!
自転車がブームで終わらず、文化として定着して欲しいと思いながら、しまなみ海道で活動を続ける毎日です。
自転車旅行と女性週刊誌
2010年7月20日
夏日に焼かれる、ムシムシとした日々がやってきました。
道行くサイクリストたちも、汗に光っているように見えます。
自分は夏バテしない方ですが、じっとしていても額や首筋を流れる汗が止まらなかった東南アジアは、さすがにしんどかったな・・・・・・
最後に東アジアを走り、日本へ戻ってきたのが2年半ほど前。旅を終えてから、新聞や雑誌社に取材してもらう機会がありましたが、週刊誌の「女性自身」が、わざわざ東京から愛媛まで来られて時には、ちょっとびっくりしました。
自転車旅行と女性週刊誌って、まるでケーキに醤油をかけるようなもの?「そんなん記事になるんかな?」と内心思ったからです。でも、発売された「表紙が雅子様」の紙面(2008年3月25日号)を見て感心。うまくまとまっていたんですよ!これが。
けっこう新聞や雑誌記者の主観で、間違いや話を勝手に作られることが多いのですが、「女性自身」の若い女性記者さんは、素敵な記事にしてくれたんです。あの節は、ありがとうございました~。
先週発売の「女性自身(7月27日号)」で、自分たちの旅行記、「世界でいちばん長いハネムーン」を新刊案内で紹介してもらいました。小さな枠でも、取り上げていただいてすごく嬉しかったです。人とのつながりって、大切やなあと思います。。。
しまなみ海道でサイクリングライフ
2010年7月21日
今治も、連日夏の日差しが照りつけています。
学校は夏休みに突入してたんですね。早朝、公園に集まっている小学生たちを見て、ようやく気付きました。仕事が山積みで、時間や曜日が分からんようになってました。
さて、自転車雑誌『サイクリングライフvol.2』(八重洲出版)が昨日発売されました。週末自転車旅行のコーナーで、しまなみ海道が特集されています。シクロツーリズムしまなみからも情報や写真などをたっぷり提供!
雑誌の紙面作りに関わったのは、初めての経験でしたが、読者のターゲットを決めて、内容を考えて、伝わりやすいように記事を書き、東京にいる編集者やライターさんと電話やSkypeで打合せをしながら作業を進めて行きました。
今治を代表する話題のB級グルメ『焼豚玉子飯』や、サイクリストなら見逃せないヘルメットお守りなども紹介できました。雑誌を手にした人が一人でも多くしまなみに来てくれれば・・・と思っています。
『旅の手帖』書評コーナーにて
2010年8月15日
お盆の日曜日。
今治市内も県外ナンバーの車が目に付きます。相変わらずムンムンと熱気が漂う日々ですね。でも気のせいか、木々から降り注ぐヒグラシの合唱が、ちょっとパワーダウンしてきたように思います。
さて、月刊誌『旅の手帖』9月号の書評コーナーで著書『世界でいちばん長いハネムーン』を紹介をして頂きました。知名度のある雑誌なので、編集部には毎月出版されたばかりの本がたくさん届けられるんだそうです。そんな中、取り上げてもらった上に素敵な書評も頂きました。どうもありがとうございました!
『世界でいちばん長いハネムーン』文庫本化
『世界でいちばん長いハネムーン』は、幻冬舎文庫から文庫本として前半部分が『88カ国ふたり乗り自転車旅 北米・オセアニア・南米・アフリカ・欧州編』2011年7月7日として出版されました。後半部分は2017年6月10日に『88カ国ふたり乗り自転車旅 中近東・アフリカ・アジア・ふたたび南米編』として出版されています。