夏休みアドベンチャーサイクリング 「別子銅山のヒミツを解き明かせ!」
2015年8月9日、しまなみ海道のある今治を離れて愛媛県新居浜市へ。
愛媛県東予地方局主催の夏休みアドベンチャーサイクリング「別子銅山のヒミツを解き明かせ!」をサポートしてきました。
小学生の親子から80代の高齢者まで、幅広い年齢の参加者と一緒に、新居浜市内の近代遺産を自転車で巡る遊学ラリー。
まずは、新居浜駅前にできた「あかがねミュージアム」に集合。参加者を4班に分けて、グループごとに得点を競う”遊学ラリー”のスタートです。わたしたちシクロツーリズムしまなみのスタッフは、各班を先導し、チーム作りを行うリーダー役。アウェイのフィールドですが、下調べもばっちり行い準備万端で望みます!
新居浜は住友鉱山とともに、開拓発展してきた都市。鉱山鉄道跡を利用したサイクリングルートもあり、往時の賑わいを想像しながら市内散走することもできます。
見学ポイントでは、一緒に散走している高校生たちが資源の解説をしてくれます。彼らは地域のことを学んだ語り部 “Jr.マイスター” たち。新居浜南高校と東高校のユネスコ部の生徒さんです。
ちなみにココは、通称「えんとつ山」と呼ばれている場所。銅を精錬する時に出る排煙(有毒ガス)を排出していた煙突です。
遊学ラリーですから、「学ぶ」わけですね。学ぶと次に来るのは「テスト」です。Jr.マイスターの話をよーく聞いていれば、解答は容易?みんな頭をフル回転させて、問題に集中しています。
さてさて、ポイントも集めたし、クイズにも答えた!制限時間も迫ってる。さあ、ゴールをめざして進みませう。
各班ごとに、今日の振り返りを行います。「学んだこと」と「楽しかったこと」を各自でメモ書き。「地元なのに、知らないことが多かった」、「昔の人の苦労が身に沁みた」などなど、みんなの意見がたくさん抽出されました。
各班ごとに、今日の感想を発表。小学生の男の子たちも元気良く発表してくれました。
そして、チームの成績発表。各班しのぎを削った結果、D班の優勝!記念品の銅版細工が贈呈されました♪
「来年もまたありますか?」・・・なんて声も聞かれるほど、みなさん達成感と満腹感に包まれていい笑顔!
新居浜の町を巡り、チームで仲良しになった別子遊学ラリー、これにて閉幕です!