来島海峡大橋

壮大な景観でしまなみ海道の代名詞ともいえる「来島海峡大橋」。

 

1999年開通の3連吊り橋

今治陸地部と大島を結ぶ全長4105mのこの橋、実は3つの吊橋の総称です。大島側から来島海峡第一大橋(橋長960m)、来島海峡第二大橋(1515m)、来島海峡第三大橋(1570m)と連なり、武志島、馬島、海上アンカーブロックにそれぞれ橋脚を降ろしています。

大島の椋名からの来島海峡大橋とサイクリスト
大島の椋名からの来島海峡大橋とサイクリスト

来島海峡大橋は1988年に着工、1999年に開通しました。しまなみ海道サイクリングの6つの橋の中で、最後にできた橋なので、来島海峡大橋が開通した1999年5月1日は「瀬戸内しまなみ海道」の開通日として知られます。2019年には開通20周年を記念して、様々なイベントが開催されました。工事の記録や設計などは、来島海峡展望館に展示してありますので、興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください。

 

来島海峡大橋の自転車道

橋の中央に高速道路車線(西瀬戸自動車道)、北側に自転車歩行者専用道、南側に125cc以下のオートバイ専用道が設置されている来島海峡大橋。四国と本州を結ぶ3つのルート(しまなみ海道のほかは、鳴門~淡路~明石ルート、瀬戸大橋ルート)の中で、唯一、自転車や歩行で渡ることができるルートでもあります。しまなみ海道のサイクリングで渡る場合には、高速道路のインターチェンジと、「自転車歩行者専用道」入り口は異なる場所にあるのでご注意を。道しるべのブルーラインや看板がナビゲートしています。

来島海峡大橋の自転車道とサイクリスト
来島海峡大橋の自転車道とサイクリスト

橋上までは自転車でも登りやすいように傾斜を緩やかにしたアプローチ道が、今治陸地部側、大島側の両方に設けられ、ぐるぐると迂回をしながら登っていきます。この橋だけをサイクリングしたいという方には、サンライズ糸山や道の駅よしうみいきいき館でレンタサイクルを借りることをお勧めします。

 

登り切った来島海峡大橋の上からは、晴れた日には南方に石鎚山をはじめとした四国山地、手前に今治市街地がよく見えます。ひときわ高いビルはランドマークの今治国際ホテルです。橋の北側には、多数の島々が浮かびます。石鎚山の峰はどれなのか、あの島は何という名前の島なのか、あの建物は何だろう。地図を参照しながら、探してみてください。

 

1日1000隻の船が行き交う来島海峡

1日約1000隻もの大小さまざまな船が行きかう来島海峡は、昔から潮の流れの複雑さと速さから難所として知られ、安全な通航のために、潮の速さや方向を示す潮流信号所の電光掲示板が設置されています。時間帯によっては、来島海峡第二大橋や来島海峡第三大橋から下を覗くと渦潮が見られることもあります。

観光船が来島海峡を駆け抜ける
観光船が来島海峡を駆け抜ける

ちなみに途中の馬島へは、住民のクルマのみが下りられる小インターがあるのですが、自転車・歩行者・バイクはエレベーターで上り下りすることができます。小さな島ですが、美しいビーチが広がり、島から見上げる来島海峡大橋も迫力があります。

 

来島海峡大橋の自転車歩行者道や橋までのアプローチ道は、狭い部分も多く、見通しの悪いカーブも幾つかあり、接触事故も発生しています。スピードの出しすぎには十分注意をし、1列での左側通行を必ず守ってください。周囲へ配慮いただき、安全なサイクリングをお楽しみください。

 

来島海峡大橋のオススメ写真スポット

① 来島海峡展望館
今治側の自転車歩行者道入り口を行き過ぎた場所にある展望台。

 

② 宮ノ鼻
大島の椋名地区にある小さな岬。ここからは橋の全景を一望。

 

③ 大島・正味地区
夕陽の来島海峡大橋を撮るならココ。橋のバックに日が沈む。

 

④ 来島海峡急流観潮船
道の駅からクルージング。海の上から来島海峡大橋を撮ろう。

 

⑤ 亀老山展望公園
来島海峡大橋の写真の定番。展望台までの坂道はかなりキツイ。

 

来島海峡大橋の夜景(ライトアップ時)
来島海峡大橋の夜景(ライトアップ時)

 

来島海峡大橋の自転車道とサイクリスト
来島海峡大橋
住所今治市砂場町~今治市吉海町椋名
電話
通行料自転車通行料 200円(無料化中)
通行時間24時間通行可能
その他風速15mで自転車歩行者道・バイク道通行止め

 

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Profile

宇都宮一成うつのみやかずなり

自転車好きが高じて10年かけて夫婦でタンデム自転車による世界一周を敢行。88カ国を巡った。帰国後、NPO法人シクロツーリズムしまなみでポタリングガイドとして島走中。しまなみ海道の魅力再発見のため島々をすみからすみまで走り回る毎日を過ごしている。

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