大島のサイクルオアシス「狼荘(おおかみそう)」
大島の外周コースを走っていると、ふと足を止めたくなる場所に出会うことがあります。今回ご紹介するのは、そんな出会いのひとつ。アメリカ出身のオーナー・Wolfe(ウルフ)さんが、ご自宅を旅人のために開いてくれている「狼荘(おおかみそう)」です。しまなみ海道への一目惚れから移住、そしてサイクルオアシスとしての開放まで。ちょっとロマンチックなその物語を、地元ガイドの目線でお届けします。
一目惚れから移住まで、6年越しの恋物語
きっかけは、奥様と初めて走った一本のしまなみ海道でした。ペダルを漕ぎながら目にした島々の景色に、Wolfeさんはその日のうちに心を奪われてしまったそうです。それからというもの、何度も海を渡って大島に通い詰め、ついに2023年1月、念願だった大島への移住を果たしました。ファーストコンタクトから実に6年越し。「夢がかなったよ!」と満面の笑みで語るWolfeさんの姿からは、しまなみ海道の魅力がどれほどのものか、あらためて実感させられますね。
「狼荘」はサイクリストのためのサイクルオアシス
Wolfeさんのご自宅があるのは、大島外周コース沿いの今治市吉海町泊。「行き交うサイクリストをもてなしたい、旅の思い出を語り合いたい」という思いから、この度ご自宅を「サイクルオアシス」として開放してくれることになりました。

サイクルオアシスというのは、しまなみ海道沿線に250ヶ所以上点在する自転車旅行者向けの休憩スポットのこと。地元の方々が善意で運営していて、軒先での休憩はもちろん、空気入れや工具の貸し出し、ボトルへの給水サービスなどを受けられるのが特徴です。狼荘でも、冷たいお水での水分補給やトイレ休憩ができます。サービス時間やお休みはオアシスごとに違うので、気になる方は事前に確認しておくと安心ですよ。
サイクルオアシス公式ページ: https://www.cycle-oasis.com/
ディープな島の情報はWolfeさんにお任せ
Wolfeさんは、しまなみ海道だけでなく、ゆめしま海道やとびしま海道まで日々アクティブに走り回っている大の自転車マニア。ガイドブックには載っていないディープな絶景スポットや、島民ならではの穴場ルート、走りやすい道の情報まで、サイクリスト目線のリアルなアドバイスを教えてもらえるはずです。もちろん英語での自転車トークも大歓迎とのこと。海外から訪れるゲストさんにとっても心強い存在ですね。
大島外周のひと休みにぜひ
大島の外周コースは、南西側は海沿いを進むおすすめルート。潮風を感じながらのサイクリングは気持ちがいい反面、アップダウンもそれなりにあって、思いのほか体力を使う道のりでもあります。そんな道中でひと息つきたくなったら、ぜひ狼荘へ立ち寄ってみてください。冷たいお水と、Wolfeさんとの楽しい「自転車トーク」で、旅のエネルギーをフルチャージできること間違いなしです。
しまなみでの新しい出会いや思い出を、いっぱい詰め込んで走ってみてくださいね。
施設情報
施設名:狼荘(おおかみそう)
住所:愛媛県今治市吉海町泊1545(大島外周コース沿い)
※ご利用にあたっては、のぼりや案内表示を目印にお立ち寄りください。サービス時間・定休日はオアシスごとに異なりますので、事前確認がおすすめです。



