親鳥そば・ラーメンたまや（大三島）

2021.09.09

しまなみ海道の大三島にある【親鳥そば・ラーメンたまや】をご紹介します。

「親鳥そば」は、親鳥でとった出汁に特注麺の蕎麦が絡み合い、まろやかな旨味のある一品。そして「親鳥ラーメン」は、同じ出汁に中華麺という“山形肉そば”の伝統を踏襲。そこに地産のレモン、鯛のアラ、椎茸、削り節などをアレンジして、しまなみ風味を醸し出しています。

この出汁こそがお店の看板で、化学調味料、精製塩、上白糖、ぶどう糖果糖液糖、保存料など使わず、素材にこだわり安心していただけるものを苦心を重ねて提供されています。

たまやのオーナーは千葉県から移住して来た桑原ご夫妻。奥さまは、海外の大手企業でバリバリ働いていた経験があり英･仏･中国語が堪能。そして実は空前のタピオカブームを生み出した仕掛人なのだとか。

旅暮らしを愛し、移住先の候補を巡り、2020年8月に大三島に来てからは、地域に溶け込みながら、人々とふれあう時間を楽しんでいるとのこと。

この先の目標は、「お店で使う醤油を、こだわり抜いた自家製醤油にすること」と珠代さん。自身で無農薬大豆の栽培から始め、醤油麹をつくり、もろみを仕込んで醸造していくことを目指しているそうです。途中のプロセスでワークショップも行い、多様な人々に関りを持ってもらうことで、大三島の天然醤油造りに光を当てる日を夢見ているそうです。