第2回タンデム自転車まつり＜報告＞

2012.04.02

2012年3月31日

3月24日(土)＆25日(日)、
第2回タンデム自転車まつりを開催しました！

今年は、千葉、埼玉、神奈川、東京、静岡、愛知、福岡などから、
27名もの人が参加してくれました。

春休み最初の土日だったこともあり、親子で参加してくれた人が4組もありました。
視覚障がいの方も4名参加し、ユニバーサルな集まりとなりました。

一泊二日で尾道から今治市へタンデムサイクリング。走った距離は合計約104ｋｍ。
いつもより力を入れてペダルを踏まないと前へ進めないほど、向い風が強い二日間でした。
でも、そんな風にビクともせず、元気一杯にサイクリングを楽しんでくれました！

渡船で尾道から向島へ渡り、タンデム自転車14台でスタート！

（向島）
東京在住の移川ご夫妻。
タンデム乗り始めて２年目。もともと自転車を通して知り合った仲睦まじいおふたり。「皆さんペースが早いですね。付いていくのに必死～。　来年、第3回目もあれば、子どもも漕ぐようにトリプレットで参加しますよ！」ＢＩＫＥ FRIDAY ＋チャイルドトレーラーで参加してくれました。

（向島）
キッズ用のトレーラーバイクをＭＴＢ牽引で参加してくれた東京都在住の青沼さん親子。「息子は漕いでる振りして休んでるんです。周りから“ガンバレ”って声かけられると、しばらくは頑張って回すんですけど・・・。来年はタンデム車がいいかなって思っています」パワフルに前進中！

（向島）
大阪在住の柏木さん。持ち前の明るさを発揮して、今年も元気一杯に参加してくれました。「電動アシストかっていうぐらい漕いでもらっているので楽チンです。でも、楽だとサボるもんだから寒すぎてダメですね♪」パイロット役は、シクロツーリズムしまなみスタッフのさとしさんです。

（向島）
大阪在住の橋本さん。
「街中だと気持ち良くなってきたなあ～と思っていると、信号に止められてしまうのですが、こうして海を感じ、新鮮な空気を吸いながら、どこまでも走れるのは最高ですね」音景色を存分に満喫中！パイロット役はシクロスタッフのトモカズ君。

（二番目の因島）
造船所の見える風景の中をサイクリング中。

（因島）
滋賀在住の原田ご夫妻。
10年前にタンデム車で二ヶ月間、ニュージーランドをサイクリング経験あり。「その時に出会った旅友達とも今でも仲良くしています。こうして、皆さんと一緒に走れることに大満足しています」上り坂もハイペースで進むパワフルなお二人です。

（因島）
静岡在住の飯田さん
「一緒に来てくれるパイロットさんを探したんですけど見つからなくて、シクロのスタッフさんにお願いして、今年も参加することができました。ゆっくり走ろうと思ったんですけど、エンジンがスゴイのでハイペースで進んでいます」飯田さん所有のオリジナルカスタムＫＨＳ。リア変速を後の人が行う独特の仕様です。

（因島）
大阪在住の友田さんご夫妻。
“大阪でタンデム自転車を楽しむ会”を主催。「目立つのは好きなんです。大阪でもタンデム自転車が走れるようになったら、年に1回は、タンデム自転車食い倒れツアーを開催して、皆さんと集まりたいですね」還暦過ぎて、なおエネルギッシュなお二人です。

（因島）
「カフェテラス菜の花」で、はちみつレモン水のお接待をいただきました。パラパラと降り出した雨宿りにもなりました。休息中も和気あいあいと会話が弾みます。

（三番目の生口島　／　サンセットビーチ）
しまなみ縦走のスタンプを押してもらう参加者の皆さん。

（四番目の大三島）
宿泊予定の大三島へ到着。まずは、温泉につかり疲れをとりましょう。それから、評判の居酒屋で夕食＆交流会ですよ！

（大三島　大漁食堂）
食べて、飲んで、“タンデム”をキーワードに、仲間意識を共有する参加者のみなさん。そして、みんなにサイクリングの感想や想いなどを発表してもらいました。二時間の交流会は瞬く間に終了！明日も走ります。おやすみなさ～い！

2012年4月 2日

3月24日(土)＆25日(日)に開催した「第2回タンデム自転車まつり」。
ご報告の続きです。

（朝日新聞_愛媛版）

サンサンと朝日を浴びて、今日も元気にタンデム隊のスタートです。まずは準備体操から！

大三島と言えば、戦いの神様を祭った「大山祇神社」。日本全国から参拝客の訪れる、由緒正しき神社です。ココでみんなが GET したものは！？

”ヘルメットお守り”でした～＾＾／

（大三島）
・岩上(父)さん（埼玉在住）
「浦和から、車で13時間かけてきました。タンデム自転車には初めて乗りました。高校・大学時代は自転車旅行していたんですけど、今日が23年ぶりのサイクリングです。子どもの小学校の卒業旅行をかねて参加させてもらいました」
・息子さん
「サイクリング自転車が欲しいと思っているんですけど、またこういう機会があったら参加したいと思います」

・・・親子で楽しみ、絆を育めるのも、タンデム自転車の魅力のひとつですよね～。

（大三島）

・葭原さん（東京在住）(後)
（パラリンピック2000年シドニーで、自転車競技1kmタイムトライアルの金メダル保持者）競技と違って、タンデム自転車をみんなで一緒に楽しんで走るのっていいですね。来年は、かっちょいいタンデム自転車持って参加しに来ます！
・赤羽さん（愛知在住）（前）
タンデムに乗るのは三回目ぐらいで、こんな長い距離乗るのも初めてです。でも、こんな葭原さんが後ろから押してくれるので、まるで漕いでないかのように、楽しく走れています。・・・最強のエンジンを積んで走るお二人です。

（大三島）

廣田さん夫妻（神奈川在住）
「今日は、向い風がきつくって皆にちぎられちゃうから、チャイルドトレーラーを引いてるせいかなってつぶやいたら、主人が“お前も･･･”って言うんですよ。タンデムって踏んでないのが前の人にバレバレなのが玉にキズですねー」・・・ご主人は、タンデム自転車交流協会を運営するタンデム界のオピニオンリーダーです。

（伯方島）
宮崎さん夫妻（福岡在住）
「しまなみ海道を気持ちよくサイクリング出来ました。コースも遠方から来る私たちでは分からない最高の景色、スポットを押さえたコースだし、スタッフの皆様にも親切に対応して頂きました。無理してまでも参加させてもらって良かったです。また、このような企画があればぜひ参加させてもらいます。」・・・クワハラのタンデムをスポーティーにカッコよく乗りこなしているお二人でした。

（伯方島）
ライブハウスシーンを席巻中のピアノガール“いいくぼさおり”さん野外ショートLIVEを傾聴！透明な唄声につつまれて、穏やかな気分を味わいました！

（大島）

・範国さん（広島在住）（後）
「隣の小山とは35年以上のコンビで、今年も彼に連れて来られました。でも皆と走れてとても楽しいです」

・小山さん（前）
「嫁が乗ってくれないんで、替りにしょうがなく彼とつるんでいます。今日はすれ違う自転車の人がみんな笑顔だったのを感じました。『タンデムか！いいなア』なんて言う人もいて……すごく気持ちよかったです」

・・・来年も今以上の人数で開催してほしいとのリクエストを頂きました。

（マジっっすか？）

（大島）

・木島さん、島田さん（千葉在住）
「一人乗り用でサイクリングを楽しんでいたんですが、いつも私が遅れるんでタンデム自転車ならずっと一緒に乗れるし、同じペースで行けるんじゃない？･･･と思って、東京の自転車屋さんで昨年、タンデム車を買ったばかりなんです」・・・初しまなみ自転車デビューのお二人です。

（大島）

・小野さん夫妻（東京在住）
「ビューポイントっていうタンデム自転車なんですが、『前にいて怖くないですか？』とよく聞かれます。　初めて乗ったときは車が怖かったんですが、最近はもう馴れて、眠いなっと思ったら足だけ動かして、目を閉じていてもバレないんで(笑)･･･」「しまなみ海道を、これだけたくさんの人たちと一緒にタンデム車で走ったのは初めてで、スゴイ体験したなあと感じています」・・・旦那さまは、長年タンデム自転車の普及活動をリードする自転車ハカセです。