船×自転車 おすすめコース
芸予灘諸島から航路で大崎上島へも上陸
御手洗や木江の歴史ロマンあふれる町並みと、情緒ある7つの島をつなぐ橋。裏しまなみとも言われる「安芸灘とびしま海道」へ、王道「しまなみ海道」を経由して渡る。リピーターが願うルートを「サイクルシップしまなみ」が実現します。
- 団体旅行向け
- とびしま海道
芸予灘諸島から航路で
大崎上島へも上陸
ルート行程図
サイクリング情報
- 距 離
- 約42km〜(走行時間約5~6時間)
- 難易度
- 初級~中級者向け
- 注意点
-
多々羅大橋へはアプローチ道を登っていきます。
橋以外では平坦が続く走りやすいルートです。
しまなみ景観
美しい海に点在する島々とそれらをつなぐ壮大な架橋。
しまなみ海道を美しさは豊かな自然と人々の暮らしを
織り交ぜて私たちに癒やしの時間を与えてくれます。
そんな、しまなみ海道の風景を
私たちは「しまなみ景」と読んでいます。

生口島 レモン谷
国産レモン発祥の地ともいわれ、1963年(昭和38年)に生産量日本一に達した後、およそ60年にわたり王座を明け渡さない生口島。このレモンの島にあって、その名も“レモン谷”の称号をいただくのは、まさに“耕して天にいたる”レモン畑の景観!海辺の外周ロードから真っすぐに天へといざなう道を登りつめれば、瀟洒なテラスがお出迎え。目の高さで大三島へとのびる多々羅大橋に圧倒され、眼下のレモン畑の緑の濃さに憩う。太陽と風を全身にうけて、気分はレモンそのもの!

大崎下島 御手洗のまちなみ
1994年(平成6年)に重要伝統的建造物群保存地区に選定された御手洗。鞆(福山市)とともに港町としてのまちなみが保存・活用されています。御手洗が港町として誕生し、発展する原動力となったのが、北前船。1672年(寛文12年)に酒田(庄内)から最上川流域の米を江戸に運ぶために開発された西廻り航路。北前船はこの航路を利用して交易を盛んにします。1666年(寛文2年)広島藩によって、町割りが行われて誕生した御手洗も、“動く総合商社”ともいわれた北前船の寄港地として繁栄。港へ通じる小路には、町屋、商家、船宿、寺社などが立ち並び、往時の賑わいが情景として浮かびます。

大崎上島 大綿津見神社の鳥居
静かな野賀の砂浜を、中ノ鼻の突端方向に進んで行くと、赤い鳥居が見えてきます。大綿津見神社は、昭和12年に建立した石碑が、いつしか波間に消えていました。2021年(令和3年)波打ち際の岩の間から発見され、有志が修復し、新たに赤い鳥居を建立しました。風待ち、潮待ち港として、栄華を誇った木江。光がまばゆいほど、影もまた色濃く・・・海を背にしてその由来が記されています。赤い鳥居の向こうに広がる海の碧さ、空の青さ!このコントラストを背景に、悠々と横断していく船舶・・・心あらわれる祈りの空間です。
オアシス
景観