うどんの原(とびしま海道・上蒲刈島)

安芸灘とびしま海道<上蒲刈島>

とびしま海道の屋台風うどん

2006年頃から移動販売車で営業開始した「うどんの原」。
地元の人々が入れ替わり立ち代り訪れる人気店だ。

 

屋台風なので気軽に利用しやすく、よしずで囲んだ手造りの飲食空間も居心地がよい。 そして、手作りのバイクスタンドも完備されている。

うどんの原は呉名物の細麺うどん

特徴は呉名物の細麺うどん。
手造りのかつおと昆布の効いたスープがうまくからんでやみつきになる。人気メニューは野菜かき揚げの“天ぷらうどん”。季節によって野菜が微妙に変化するそうだ。肉うどんもぜひ押さえておきたい。備え付けの自家製の梅干を入れて味わうと地元通。

もともとは島の北東、大浦港で開店。しかし、とびしま海道全線開通後に大浦港が運用中止された。お店をたたむつもりでいたが、常連さんの熱い要望で、現在の原トンネル東口付近に移転。

うどんの原の「ハイカラそば」

実は、うどんの替わりに中華そばを入れる“ハイカラそば”も隠れた一品。
移転後はメニューから消していたのだが、少数ファンの意向に応えて復刻。お客さんの声をしっかり受け止めて営業してくれる女将さんの人柄が人気のヒミツかも。好みの具をトッピングして味わえば美味しさは倍増だ!

 

「橋代を払っても、遠方から食べに来てくれる人がおるから、雨の日と通院の日以外はお店を開けるようにしとるんよ」と女将さん。「ボケ防止になるから止めるな」と子どもたちからは言われているとか。

 

暑い日も寒い日も、販売車の中で調理したてのうどんをこしらえてくれる真心のこもったうどん。 見かけたら食べずに通過なんて出来ないハズだ!

 

 

【うどんの原】
呉市蒲刈町大浦字原
営業:11時~15時頃
休み:不定休(雨天時等)
メニュー:天ぷらうどん480円 肉うどん480円 ハイカラそば330円 などなど

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Profile

宇都宮一成うつのみやかずなり

自転車好きが高じて10年かけて夫婦でタンデム自転車による世界一周を敢行。88カ国を巡った。帰国後、NPO法人シクロツーリズムしまなみでポタリングガイドとして島走中。しまなみ海道の魅力再発見のため島々をすみからすみまで走る回る毎日を過ごしている。

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